ビルケンシュトック 痛いのは慣れるまでしょうがないのか?

ビルケンシュトック 痛い

ビルケンシュトックは足の健康を第一に考えている履物としての地位を確立しています。

そのため特に迷うことなく購入して履いてみたものの、なんだか痛みが出てしまい不安に思われる方が少なからずいるのは事実です。

今回は実際痛みが出てしまった場合に、その状態の確認と改善のしかたを解説していきます。

これからビルケンシュトックを履いてみようと思っている方も参考になりますので、一緒に確認してみましょう。

https://muuworks.com/topic/birkenstock-reputation/

よくある痛みの原因5つと改善のしかた

一般的な認識では少しずつ慣らしていくことで、フットベッドの形状が足にフィットするように変化し、履きやすくなり痛みも軽減すると言われています。

これは間違いではないのですが、誰にでも当てはまることではないので注意が必要です。

足の形は十人十色なのに対して、フットベッドの形状は限られています。

その為どうしてもその中に収まらない方がいるのは容易に理解できると思います。

ひとくちに痛みといってもその種類は様々です。

よくある原因

  • サイズがそもそも合っていない
  • ベルトの調整が適切でない
  • 外反母趾や内反小趾などの足の変形によるもの
  • 足の機能の低下によるもの
  • 歩行方法が適切でない

ひとつひとつみていきますね。

サイズがそもそも合っていない

サイズは大きくても小さくても痛みが出ることがあります。

小さい場合は想像しやすいと思いますが、長さが短ければ指がリム(縁)に当たったり、かかとがリムに乗っかったりすることで、初めは皮膚が赤くなります。

人によってはヒリヒリする程度かもしれませんが、そのまま履き続けると身体の防衛本能が働き皮膚の内部が硬くなっていき、それが圧迫されて痛みが出ることがあります。

逆に長さが大きい時は、一歩ごとに足が前後にズレてしまうので、摩擦により土踏まずや指の腹などの足裏に痛みが出てしまうことがあります。

ココを改善

適切なサイズのものに変更することで、本来の効果を実感できます。

もったいないかもしれませんが、健康にはかえられません。

サイズの測り方を見る

ベルトの調整が適切でない

きつすぎるベルトでは、歩行の際にかかとがフットベッドから離れ(浮き)にくい代わりに、フットベッドの前足部(親指と小指を結んだライン)が想定外の屈曲をしてしまいます。

そうなると前足部がフットベッドから受ける圧力が大きくなりがちです。

足裏は見えにくい場所なので気づかず同様に履き続けることで痛みが出てしまうことがあります。

ココを改善

サイズは問題ないとしたら、ベルトを緩めて足を解放してあげましょう。

はじめは歩きにくいかもしれませんが、適切な歩行の練習をしながら様子をみます。

外反母趾や内反小趾などの足の変形によるもの

変形してしまった足のカタチを整えたり、リラックス効果を狙ってビルケンシュトックを選ぶ方も多くいると思います。

しかし、フットベッドの縁に乗っかってしまうほどに指の付け根が張り出しているようでしたら、使用をやめることも考えたほうがいいです。

新たな痛みを誘発してしまっては本末転倒です。

ココを改善

フットベッドなどを加工してくれるコンフォートシューズショップに相談してみましょう。

加工することで問題なく使用することが出来る場合も多いです。

親身に相談に乗ってくれるお店が全国にはたくさんあります。

足の機能の低下によるもの

地面からのショックを吸収する車のサスペンションのような足の機能が低下していることが痛みの原因の場合があります。

運動不足や過去に病気や怪我をしたり、出産を経験したりと人によってその原因は様々です。

健康な足の場合、歩行のときカカトで体重をうまく受け止めつつ、重心がカカトから小指側に、そして母指球に移動してつま先から抜けます。

しかし、機能が低下した足の場合は、カカトで体重をうまく受け止めきれず、足裏全体で一度にショックを受けるようになり、健康な足の場合よりも受ける衝撃が大きくなります。

それを繰り返すことで悲鳴をあげる箇所が出てくるわけです。

足の運動で改善できる

足の指を自在にグー・チョキ・パーと動かせるのが理想ですが、簡単にできることではありません。

足の運動で少しずつ機能回復はできますが、それには相当地道な努力が必要です。

例えば、床に広げたタオルなんかを足の指だけでたぐり寄せる運動とかですね。

根気よく運動できれば一番いいのですが、なかなか続けられないのが普通です。

そんなとき一番効果がある改善方法は、歩き方を見直すことです。

歩行方法が適切でない

まずはじめに、椅子に腰掛けて両足を床についた状態で、指だけ反らせて上を向くように持ち上げてみます。

母指球とかかとが床についたままで指が持ち上げることができると、土踏まずが高く浮き上がるのがわかるでしょうか。

これをウインドラス機構といって、足(脚)をニュートラルの位置に導く動きになります。

これを今度は立ち上がったまま行うことができれば、ビルケンシュトックの歩き方に応用できます。

どういうことかな

土踏まずの圧迫が強くて痛みが出る方の特徴は、このウインドラス機構がうまくできないことが多いです。

歩行の際にカカトを着地した時に、本来指はまだ空を向いていなければならないのに、同時にベタッと着地してしまうのです。

つまり体重を土踏まずで受け止めてしまうということです。

ちょっとわかりにくいので、歩行のイメージを説明します

基本は足趾(指)が空を向いた状態でかかとから着地します。

そして足が自然と大地を踏みしめていき、フットベッド先端の指の付け根付近の突起【トゥバー】を指の腹でしっかり掴みながら再び大地を蹴る。

その一連の歩行動作を自然にできるようになれば、綺麗なバランスのとれた姿勢になっていることでしょう。

ポイント

視線を遠目にして、歩幅を若干広めにすることで背筋も伸び猫背解消。

歩幅を大きくするだけで勝手にかかと着地しますし、ガニ股にもなりません。

かかとから着地するということは、つま先が空を向くのでサンダルもただぶら下がっている状態になるために足はほぼ解放されている。

甲のベルトの調整は、つま先が地面から離れる時からカカトが着地するまでに足に引っかかっていればいいだけ。

ということは

つま先が地面を離れる時、つま先をパーに開いて反った状態になるので同時に甲が(土踏まず)高くなる。

その瞬間は指先でフットベッドをつかみ、甲でアッパーのベルト付近に密着してつっぱった形で支持されるのでサンダルは脱げない状態になるのです。

これは足の指が自在に動かしにくい方ほどベルトはきつめに調整しないと脱げやすくなるということでもあります。

最初は難しくても歩行を重ねていくと、足の指も動かせるように変化していくので、柔軟性も出て痛みの軽減につながります。

まとめ

ビルケンシュトック 痛いのは慣れるまでしょうがないと言われるのは、ユーザーが自分で慣れて自己解決した経験から語られているものです。

ビルケンシュトックは使うことで自然に健康を得るように設計されているものですが、万人が当たり前に慣れるわけではないことから、痛みを軽減するためのヒントをここで解説しました。

今回も、最後までお読みいただきありがとうございました。

追伸:これから履いてみようという方のために、痛みが出にくいモデルを選ぶためのポイントを次に記載しておきます。

  • アッパーの素材は足あたりの柔らかなビルコフロー
  • 足裏の起伏も優しいソフトフットベッド
  • 足のサポートがしっかりした太めのベルト

不安な方は最低でもこのうち2点は選択に含めたいところですね。