ビルケンシュトックのキッズ用が履きにくいのには理由がある

ビルケンシュトックのキッズが履きにくい

ビルケンシュトックのキッズ用モデルを購入するにあたって理解しておくべき点をまとめている記事です。

  • お子さんのサンダルデビューを考えている
  • カカトや足首のストラップの有り無しどっちがいいのか迷っている
  • 履きにくいのはどうすればいいのか知りたい
  • おすすめのビルケンシュトックキッズ用は?

このような悩みにお答えしています。

参考

ビルケンシュトックのキッズ用サンダルのライナップは約15cm〜です。

幼児のファーストシューズを履く頃(約1歳)にはおおよそ13cmが平均ですから、適応年齢は早くて2歳〜3歳ぐらいからになります。

ビルケンシュトックのキッズ用サンダルが履きにくいといわれるのはなぜか

お子さんがヨチヨチ歩きの不安定な時期を過ぎ、徐々に自由に歩けるようになると、パパやママが愛用しているビルケンシュトックとお揃いのものにしたいと思いますよね!

そして歩行距離も伸びてくる頃には足も成長し、靴やサンダルの選択肢が一気に広がります。

ビルケンシュトックの子供用サンダルを探している時に悩むところが、どのキッズ用サンダルをお子さんに履かせればいいのか?です。

ここでは、筆者自身が子育ての経験をもとにキッズ用モデルを選ぶ基準を解説します。

安全のため簡単に脱げないようにしているから

足首のストラップがある「リオ」は履く時に毎回ベルトをきちんと調整する必要がある。

みなさんに履きにくいと言われる理由はそれです。

ちょっとまって

ビルケンシュトックを我が子に履かせていた経験からすると、ヨチヨチ歩き卒業したてのサンダルデビューに「アリゾナ キッズ」「ローリー キッズ」などのツッカケタイプのものを安心して履かせられるのかといえば「NO」です。

理由は簡単、「脱げやすいから」です。

サッと履けてサッと脱げるのはとても便利ですが、自分の意思または経験からサンダルを常に足下に保持し続けることは幼少期にはまだ無理です。

思いがけず脱げてしまい転倒でもしたら怪我をしてしまいますよね。

ですから、安定感重視で「リオ」のように足首のストラップがあるものを選ぶことで、簡単に脱げないようにします。

繰り返し教えればお子さんは自分でも正しい履き方ができるようになる

お出かけのときに玄関の上がり框(あがりかまち)にちょこんと座り、慌てずゆっくり履物のフィッティングを自分でするお子さんの姿を想像してみてください。

なんだか可愛らしく感じませんか?

小さい頃からゆっくり話しかけながら履かせることで、ある日急に「自分でやる」と言い出します。

そんな時はたとえ時間がかかっても急かさず応援してください。

親にしてみればここは忍耐が必要な場面になりますが、これが習慣付くことで同時に履物をそろえて置くようにもなります。

あとからいい意味で手のかからない子になりますし、自然に育ちの良さも身に付きます。

履きやすいツッカケタイプはだめ?おすすめのキッズ用サンダルは?

もちろん「アリゾナ キッズ」や「ギゼ キッズ」などのサッと履けるタイプもだめではないのですが、お子さんの発育状況とシチュエーションを考えて選ぶべきです。

  • お庭周りのちょっと履き
  • 自宅内の脱ぎ履きが多い場面(土間など)
  • そばで見守りながら歩ける状況
  • 5〜6歳以降の足の骨格がだいぶ出来上がってきた頃から

以上のような場合は、幼児期でもサイズさえ正しく合っていれば使用して問題ないです。

水遊びなどのレジャーで使用のおすすめ

夏の定番となったウォッシャブルのEVAモデルがレジャー用に最適ですが、まだ目を離せない足元がおぼつかないお子さんの場合は、安定感のある足首のストラップのものがラインナップされておりますので、そちらの使用をおすすめします。

小学生以上にもなれば、「アリゾナ キッズ」「ギゼ キッズ」のEVA版がピッタリです。

ただし、安全を考慮すると、元気に走り回るような使い方よりも、ちょっとした水遊びやビーチサンダルのような用途が好ましいです。

ベルクロやスナップバックルのものはどうなの?メリットデメリット

ベルクロ(マジックテープ)やスナップ式のボタンベルトはとても便利です。

実際我が子に使用していた時の正直な感想は以下の通りです。

ベルクロ

ココが良い

  • 子供が自分で履きやすい
  • バックルの穴と違い無段階に細かく強弱を調整できる

ココがイマイチ

  • 何度も着脱を繰り返すと接着力が落ちてくる
  • ベルクロのギザギザで衣類の毛玉の原因になる
スナップ式

ココが良い

  • 子供が自分で履きやすい

ココがイマイチ

  • ボタンの相性によって硬かったり柔らかだったり
  • パチンと付けたつもりが、しっかりはまっていなくて取れてしまうことも

以上の通り、どちらかというと評価はそれほど高くないです。

ビルケンシュトックの現在のキッズ用ラインナップに、ベルクロとスナップバックルが少ないのはこういうことが含まれていると考えられます。

簡単に履けるものより安全を考慮する場合は、通常のベルト式をおすすめする理由です。

最後に

ビルケンシュトックのキッズ用が履きにくい理由は、安全で快適な歩行を第一に考えたからです。

履くのが面倒と言わず、ゆっくりお子さんとお話ししながら、お出かけ前の準備をしていただくのを習慣化していただきたいです。

MuuWorksは、お子さんがスクスク育つことを願っておりますし、怪我のないビルケンシュトック ライフを楽しんで頂きたいです。

ここでの解説をビルケンシュトック キッズ用のサンダルを選ぶ参考にしていただけたら幸いです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

記事一覧はこちら