【この記事を読んでほしい方】
- サンダルのフットベッドに付いた黒い足跡の汚れが気になる
- インソールの汚れをキレイにする方法を知りたい
- ライナー(中敷き)交換できるのか知りたい
ビルケンのサンダルを履いていて嫌がられるのがフットベッドに付いた汗染み。
その見え方はくっきり足型に見えるものから全体的に真っ黒になっているものまで様々。
気になる方は沢山いると思いますが、わざわざ汗を吸いやすくするために上質な皮革を使って、足を快適に保つようにしているビルケンの特徴ですからしょうがない。
人に見られるのが恥ずかしい!
なんかヌルヌルしてきた!
逆にパサついている!
そういう場合はライナー(皮革部分)の中敷きを交換してしまえばいいのです。
ビルケンシュトック夏の定番、鼻緒(トング)タイプの中敷交換
ラムゼスのライナー(敷き革)交換
鼻緒(トング)タイプは通常素足での着用が多いので、中敷きの汚れは避けては通れない道。
気になる度合いには個人差がありますが、あんまり汚れていると汗も吸い取ってくれませんし、雑菌の繁殖で臭いも伴う場合もありますので、とても快適とは言えないはず。
鼻緒のついているサンダルの場合、通常オールソール交換とのセットとされるライナー交換ですが、今回はカカトのみのソール修理とのセットということで、交換にはちょっとしたコツが必要です。


履いたら目立たない場所にスリット
中敷の皮を剥がす時はカカトの方から持ち上げていくことが多いですが、つま先に差し掛かろうという時に鼻緒が邪魔してそのままでは取り払うことができません。
そのため横から鼻緒までの所に切れ目を入れることで取ることが出来るようになります。

取ることさえできればどこに切れ目を入れてもいいのですが、鼻緒までの距離が最短なのと切れ目が親指の下に隠れるので、新しいものにしてからも目立たないということでココの横にしました。

あとはカカトの修理をやってしまってから、ライナーの張替えの続きをやります。

新しいライナーにもスリット(切れ目)を入れる
先ほど剥ぎ取った古いライナーを参考に同じように切れ目を入れます。

その切れ目の位置から丁寧に貼り付けていくのですが、接着剤が付いているので場所がちょっとでもズレると仕上がりが最悪になりますので慎重に。

上手く貼れたら余分なところをカットして、カットした革の切り口とコルク全体にコーティングして完成です。


切れ目もよ~く見ないとわからないぐらいですし、履いてしまえば親指の下にすっかり隠れてしまうようになっております。
出来栄えいかがでしょうか?
この記事を書いた時はライナーをカットする場所を横にしていたわけですが、使用していくとフットベッドの曲げ伸ばしが頻繁に行われる場所の近くであることと、人によっては親指の使い方によってスリットの部分に負担がかかることがわかりました。
その後の対応としては親指と人差し指の間をつま先方向にまっすぐカットする方法に変更しました。
究極にぴったり張り合わせることで見た目も遜色ない仕上がりになっています。
交換時のスリットを横に変更して改善
ギゼのライナー(敷き革)交換
くっきりいい感じに足跡が付いています。
体重のかかり具合もまさに健康的!
足あとの感じからサイズもピッタリ合っているのではないでしょうか!


普通のサンダルなら作業はベロっと剥がしてババっと貼り付ければいいのですが、、、

トング(鼻緒)タイプはライナー革の横に切れ目を入れることで、わざわざ分解しないで交換可能です。

よく見ないと継ぎ目は確認できないぐらいです。
これで足裏環境抜群に向上、肌触りもフカフカですよ。
フットベッドの気になる黒い汚れをライナー交換でキレイに
TATAMIサンダルのライナー交換


バックルが【BIRK】の刻印は古いレアなタイプの証。

リベットも【BIRKENSTOCK】
今ではどちらの刻印もタタミのサンダルは【TATAMI】ロゴになっていますね。

普通のサンダルタイプは問題なく一度にライナーが取り外せます。

新しいライナーを張り替えたら余分なところをカットして完成です。

ライナーにはロゴ付きもあります。
フットベッドに感謝、汗をよく吸ってくれたからこそ足は快適だもの
ベチュラの珍しいストラップサンダルのライナー交換

このベチュラのストラップサンダルは見たことないですね。
汗染みのつき方を見ると、左足の親指がトゥーバー(指の下の凹凸)の真ん中にのっているのが確認できます。
足のバランスが崩れているようなので、もう少し足を包み込んでくれるアッパーのある履物の方が良いと思いますね。

それはさておき、このサンダルはベロっと剥いでババっと貼り付ければ完成なんですが、ちょこっと剥がれたストラップの接着も抜かり無く。

キレイにリフレッシュ完了です。
これで玄関先で他人に見られても恥ずかしくないですよね。
最後に
ご覧いただきありがとうございます。
修理内容としては簡単な部類ですが、細かいところに目を配り接着不良などもついでに直したり、フットベッドのコルクのコーティングやバックルのチェックも一通りOK。
手元に帰ってきてすぐにトラブルがあったら気分悪いですもんね。
さてタイプにもよりますがサンダルの活躍時期は長いので、「なんだか汚れて履きたく無いなあ」と思った時が交換時期ですよ。
思い切ってお願いしてみてはいかがでしょう。
見違えるようになるので気分も上がりますよ。
前のシーズン後の汚れたまま保管しているサンダルをお持ちでしたら、夏の本格シーズンを迎える前に、キレイに交換しませんか?
新品サンダルもいいですが、まだまだ使えるはずなので、ソールの減りも確認しつつ修理店へぜひ。
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