【この記事を読んで欲しい方】
- ビルケンのフットベッドがボロボロになってしまった
- なぜかサイズが縮んでしまった
- フットベッドを新しくしたい
今回は夏の暑い時期に起こりがちなトラブルと、フットベッドの交換修理についての紹介です。
【ビルケン】フットベッドは新品に全部交換修理できます
あまりの暑さで縮んでしまったフットベッドと接着が剥がれたソール
アンクルストラップにトングというモデルのTATAMIスワニー。
BIRKENSTOCK版でいうと「カイロ」ですね。
履いた時の見た目のバランスの良さと、足首周りのフィット感が絶妙です。
そのため鼻緒が食い込んで指の間が痛くなることも少ないモデルです。
ぱっと見ちょっと汚れた感じぐらいのスワニーですが、よくみるとフットベッドはカサカサ潤いもなく、つま先の接着も剥がれてソールも分解しています。
そして何よりサイズが【37】のはずなんですが、、、
とてもとてもビックリするほど縮んでしまっています。
それも1~2サイズ弱ぐらい。
本当のサイズ【37】のものと並べてみました。
一目瞭然すごいですよね。
なんでもオーナーさんが言うには、びしょ濡れの後、真夏の日当りのいいベランダに干しておいたとか。
やってしまいましたね〜こうなってしまったらもうフットベッド交換しか方法が無いです。
しかもよく見れば、指の跡(汗染み)がフットベッドの縁(リム)にかかっているではありませんか。
元々幅も全然合っていなかったようです。
まあとにかく分解してみましょう。
細幅だったものを足の幅に合わせて普通幅のフットベッドに交換
本人確認の上、せっかくなんで細幅だったものを足の幅に合わせてちゃんと普通幅のフットベッドに全て交換することにしました。
鼻緒サンダルなので、フットベッドに穴をあけて鼻緒パーツを裏から通して全体を再度組み立てます。
最後にソールを貼付ければ完成です。
最後に
これでサイズもぴったり快適にご使用いただけることでしょう。
めでたしめでたし。
これからは濡れてしまっても必ず日陰干しでお願いします。
あと真夏の車内に乗せたままも同じくダメです。
高温になり勝手に接着が剥がれてバラバラになることもよくあるトラブルで報告されてますからね。
高温ダメ絶対!
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