室内履きにしていたボストンを修理&シャンプーして洗います

ボストンの室内履き

いろいろなボストンの修理から、室内履きでスリッパの代わりとして使用していたボストンを紹介します。

ビルケンシュトックを室内履きとして使用するサンダルでは「アムステルダム」が人気です。

スリッパにフットベッドの機能性ををプラスした最強の室内履きです。

そんな最強の「アムステルダム」ですが、ユーザーさんによっては甲のベルト調整ができないことと、普段使い慣れたボストンをそのまま室内でも履きたいという要望があり、ソールを加工して使いやすいように改造していました。

今回はそんなルームシューズと化したボストンの修理メンテナンスをご紹介します。

スリッパに改造してルームシューズにしていたボストンをシャンプーして洗っちゃう

ボストンのカラーはオリーブ【スエード・ベロア】をメンテナンス

自宅でのスリッパの代わりにと、購入時にソールを室内用のフェイクレザー仕様に変更済み。

キッチンでも使用しているのでアッパーには染みが付きソールも汚れてしまいました。

シミが確認できるボストン
点々とシミが見えますね

クリーニング及び底のフェイクレザー張替え

室内履き加工

使用したフェイクレザーは半年以上の使用にも耐えてほとんど減りもなかった優秀な素材。

ダメな素材だと勝手にメラメラ剥れてくるものですが、この使用していた素材は無理やり手で引っ張っても相当な力を入れないと剥がれませんでした。

この長期テストをする前は、いくら室内とはいえ台所なんかの濡れたり乾いたりの環境下においては、その耐久性に私はちょっと疑いを持っていました。

しかし耐久性は十分ということが実証されましたので、オーナーさんが他に特別指定が無い場合にはこちらの素材を継続して使うことにしました。

革の交換

溶剤を使って古いフェイクレザーを丁寧に剥ぎ取ったらアッパーのクリーニングをします。

油汚れなどもあるので、ブラッシング等のドライな方法ばかりではキレイにするのは難しいので、洗うことにします。

水を使ったシャンプーで汚れを落とします

手順はこんな感じです。

step
1
スポンジでアッパー全体を均一に水で湿らす

サンダルを洗う

step
2
スエード、ベロア用シャンプーをタップリ塗布して汚れを浮き上がらせる

泡でシャンプー

step
3
浮き上がった汚れをスポンジに吸い取るように全体を整える

step
4
型崩れしないようにひとまず自然乾燥

直射日光は絶対ダメですよ!

きっちり乾燥

step
5
アッパーに栄養を与えて仕上げる

使用する道具は【ビルケンの手入れグッズ一覧】で確認できます。

ビルケンボストン・クリーニング後

その他、詳しいクリーニング方法の記事もご覧頂ければ細かい内容を理解しやすいと思います。

乾燥したら新しいフェイクレザーを貼り付ける

クリーニング後にしっかり乾燥させたら、新しいフェイクレザーを底に貼り付けます。

貼り付けの手順

step
1
大まかに切った材料にノリを塗って乾燥させる

フェイクレザーを貼る

step
2
互いに張り合わせる

ちょっと切り方が大まか過ぎたか、余った所がもったいないですね。反省、、、

大きめにカットされた物を貼る

step
3
余分な所を切り出す

周りをカットして完成

step
4
細部をチェックして完成

ビフォー・アフターで違い歴然ですよね。

革もシャキッとして質感も向上しています!

ビルケンボストン・クリーニング前
クリーニング前
ビルケンボストン・クリーニング後
クリーニング後

でも残念ながら左足の方に染みが1ヶ所だけ残ってしまった。

頑固な油汚れが、、、

たま~に落ちないこともあるのはご了承くださいませ。

最後に

今回は室内履きでも重宝しているボストンのメンテナンスについてご紹介しました。

ちょっとだけ残ってしまったシミが悔やまれます。

本来であればクリーニング技術をもっと追求したいところですが、現状は修理のオプションサービスという位置付けにつき、ご了承頂きたいところであります。

最後までお読みいただきありがとうございます。

その他のボストンの修理もご参考ください。