インソールに対するイメージはどのようなものをお持ちでしょうか?
ここでは、当サイト管理者のインソールに対する基本的な考え方を記載しておきます。
- 足のことを真剣に考え設計されたものなのか
- 身体が健康で問題がない方はインソールは不要
- 足のことを考えて誂えた靴があれば基本的にインソールは不要
- インソールの効果を発揮するには、靴の性能が不可欠
- インソールはブランドよりもその作り手が大事
お読みいただくことで、足と靴の関係とインソールの役割について理解できますので、足の悩みを解決する適切な方法が理解できます。
インソールの基本的考え方5つ
足のことを真剣に考え設計されたものなのか
インソールといえば薄っぺらなシート状のものから、足の形状に合わせた凹凸があるものまで様々です。
たとえ薄っぺらで平たい構造だとしても足を快適にする効果があればそれは立派なインソールといえます。
靴本体を足の摩擦から守るために1枚敷かれたものも同じくインソールです。
すごい健康効果の高い謳い文句と、それらしい起伏に富んだ凹凸の形をしたものだけがインソールというわけではないです。
なにより設計思想がユーザーの必要としていることに答えていることが大前提です。
身体が健康で問題がない方はインソールは不要
筋力の衰えもなく身体の健康に不安がないような方の足にはバネがあります。
現状バランスが取れた歩行をしていることになるので、何かしらの不具合が感じられない限りは凹凸や起伏のあるインソールは必要ありません。
いろんなプロモーションや接客に惑わされないでください。
普段は姿勢と歩き方を注意すれば大丈夫です。
目線は遠く歩幅は広めに
健康な今はただそれだけで十分。
足のことを考えて誂えた靴(オーダーメード)があれば基本的にインソールは不要
まともな靴職人なら作るときに考えるのは、いかに気持ちよく理想的な歩行を導けるかです。
そのために必要なのが足(脚)を自然にサポートすることで、歩行時の体重の移動も考慮して全体を設計します。
オーダーメード靴の場合は実際の足を見て設計しますので、インソールと同等の働きを靴で補うことができます。
本当に足と靴にお困りでしたらインソールに頼る前に、自分だけの一足を手作りしてもらうのが一番です。
インソールの効果を発揮するには、靴の性能が不可欠
足の健康のためにインソールで改善しませんか!
それはよくある話ですし間違ってもいませんが、どんな状態の靴に入れても効果があるような宣伝文句を鵜呑みにしてはいけません。
- o脚 矯正
- 扁平足
- 衝撃吸収
- アーチ矯正
- 疲れない
これらはもちろん嘘ではないですが、その使い方を誤ることで何の役にも立たない逆効果なものになってしまいます。
そうならないためにも、まずはしっかりした靴を選ぶことが先決です。
先ほどオーダー靴のことを言ったように本当は靴が良ければインソールは必要ないはずですが、既成靴を履かなければいけない状況(運動靴スニーカーなど)では、足りないところを補いながら十分なパフォーマンスを発揮するためにインソールが必要になります。
しかし、履き古されてカカトがよれよれだったり、サイズすら合っていないものに、いくら良い性能のインソールを入れても効果が期待できないのです。
ですから、しっかり説明をしない商品や、そのようにはっきりアドバイスしてくれないお店(店員)はNGです。
インソールはブランドよりもその作り手が大事
巷で繰り広げられているかはわからないけど、よく聞くブランド論争。
「◯◯インソールはこういうところが、△△インソールよりも優れている」
とか
「そもそも設計コンセプトがおかしい」
など、ライバルブランドのデメリットをユーザーに吹き込むという構図。
お店のスタッフが自分の扱うブランド愛が強すぎるゆえなのか?
たしかに、コンセプトもなく信用できないブランドも数多くあります。
しかし一番大事なのは提供する側がユーザーに必要なものをきちんと選択(マッチング)できているかです。
さらには、オーダーメードインソールの場合はブランドというより製作する側の問題で、ユーザーに合った材料選択や作り方の技術レベルの方が大事です。
有名選手が使っているスポーツブランドだからいいというものでもありません。
逆に100均のインソールだからダメということもありません。
人です、作り手です!
おすすめのインソール-悩みを改善するインソールの選び方
足のカタチも悩みも十人十色。
数あるインソールの中から症状やシーンに合ったインソールを厳選してご紹介します。
くるぶしの靴擦れの原因と対処法
- 靴の履き口のフチにくるぶしが当たって痛い
- 買った当初は痛くなかった
- 簡単で安い対処法を知りたい
このような症状の方におすすめの記事です。
特にしっかりした革靴によくありますが、すぐにできる対処法や原因を詳しく説明いたします。
気になる靴の外側が減りをインソールで対処するには
特にかかとの外側の靴底が減っているのは気になってしまうところですが、その原因はどこにあるのかを詳しく解説しています。
また、インソールによる対処法もあわせてご覧ください。
インソールは二枚重ねしてもいいのか?
結論から言えば、二枚重ねても効果が二倍になるわけではないです。
そもそも間違いなので、その理由とインソールの適切な使用法を詳しく解説します。
歩くとかかとが痛い時のインソール使用法
足のトラブルの中で比較的多い、立ち仕事で足裏のかかとが痛いをインソールで快適にする方法を解説していきます。
- 靴が足に合っていない
- 足のバランスが崩れてしまっている
- 先天的な足の疾患
このような主な原因を詳しく解説し、悩みを解決していきます。
当ブログのインソールに関する考え方まとめ
- 足のことを真剣に考え設計されたものなのか
- 身体が健康で問題がない方はインソールは不要
- 足のことを考えて誂えた靴があれば基本的にインソールは不要
- インソールの効果を発揮するには、靴の性能が不可欠
- インソールはブランドよりもその作り手が大事
足と靴に不具合を感じている方へ、本当の意味で足と靴のいい関係を築くためのヒントになれば幸いです。