ここでは靴の中敷きとして装着する「インソール」について、足の悩みを改善するおすすめモデルを症状別にご紹介します。
- 歩行に支障をきたすような足の悩みがある
- 外反母趾がつらい、足の裏やかかとが痛い
- 足が疲れる
- スポーツでパフォーマンスを上げたい
そのような悩みをインソールを適切に使用し改善していきましょう。
色々な足の悩み
私が子供のころは学校の運動会は土のグラウンドを前もって石拾いなどをしてキレイにならし裸足で競技していました。
信じられないようなことかもしれませんが、今ではそのような土の上や砂利道などデコボコしたところを裸足で歩く環境が無くなっていますので、地面から刺激された素足の反射が起こるなんてことも同時に無くなっていることは事実です。
これにより足趾(足の指)を使って地面を踏ん張ることも忘れ、足裏の筋肉が発達しないという現象が起きているのです。扁平足化が進み外反母趾などにみられる痛みや不調が起きても不思議ではありません。
扁平足とは?原因と症状
扁平足(へんぺいそく)とは、足の裏の土踏まずが潰れて平らになった状態を言います。
幼児の頃はだれでも扁平足ですが、歩行を重ね大人になるにつれて徐々に土踏まずが高くなってきます。
しかし大人になってから扁平足となっている場合は、年齢によって関節を繋ぐ腱(じん帯)の変化や体重増加などの原因が考えられます。
かかとの骨が内側に傾いてしまう傾向がみられ、足にうまく体重をかけられなくなり身体がが安定せず、片足で立つことも難しくなります。
土踏まずを形成する足の骨を支えている筋肉が、土踏まずを支え足底のクッションの役割を果たしています。
これらの筋肉が、きちんと働いていれば土踏まずはしっかりと形成されます。
しかし、だらんと力を失うと扁平足になります。
長時間立ったり歩いたりすると足裏がだるくなるのは、扁平足の代表的な症状です。
扁平足自体は病気とは言えませんが重症化すると外反母趾などを引き起こす可能性もあります。
外反母趾とは?
外反母趾とは、足の親指(母趾)が小指側に曲がり、「く」の字のように変形した状態を言います。
母趾の付け根の腫れや痛みのために、靴を履いて歩くことが難しくなる傾向がみられます。
悪化すると足の裏にタコができたり、母趾が第2趾の下にもぐりこんだりすることもあります。
外反母趾の一番の原因は靴を履くことで、幅の狭いつま先が細くなった靴を履くと母指のつけ根から先が圧迫されて変形します。
特にヒールの高い靴は足趾のつけ根にかかる力が増えてさらに変形を強くします。
中年の大人に多くみられるのは、肥満と筋力低下などが原因となっていることです。
健常な足には縦のアーチだけでなく横のアーチがあります。
外反母趾ではこれらのアーチが崩れて扁平足になると、中ほどにある母指の中足骨が扇状に内側に開き、それから先の指は逆に靴で外側に圧迫されておこります。
足底腱膜炎とは?
足底腱膜炎とは、長時間立っていたり歩行やランニングなどの足底に負担の加わる動作を過剰に繰り返すことにより足底腱膜に炎症が生じ、小さな断裂を繰り返すことで踵(かかと)の内側前方から中央にかけて痛みが生じることを言います。
- 起床時の最初の歩き出し時に足の裏に痛みが生じる
- しばらく歩いていると痛みがなくなる
原因はオーバープロネーション(過剰回内)であることが多いといわれています。
オーバープロネーションはかかと周りの関節が内側に倒れ崩れることで縦アーチが低下し、足長や足幅が大きくなってしまいます。
足底腱膜は足裏のかかとからつま先の付け根にかけて、扇状に広がって付着していることから、強く引き伸ばされストレスがかかっている状態になります。
そのためウインドラス機構がうまく機能しないので、足を蹴り出すエネルギーも足りなくなる傾向にあります。
足がだるい?疲労の原因とは
足は心臓から一番遠いところにあるため、歩行によってポンプの役割を果たし(ミルキングアクション)血液の循環を促すことによって、疲労が蓄積しないようにしています。
しかし、運動も無しに長時間立ち続けていたり、逆に過剰な運動で筋肉を使い過ぎて固まってしまうことで、血流が悪くなり疲労物質が蓄積することになってしまうのです。それが疲労の主な原因です。
ハイアーチとは?
土踏まずを形成している内側アーチが高く、甲高といわれる状態のことです。特に極端なハイアーチは凹足とも呼ばれます。
足の親指のつけ根・小指のつけ根・踵の三点だけで集中的に荷重を受けることになるため、皮膚が硬くなりタコやウオノメといった症状になりやすいです。
また、アーチの柔軟性が極端に不足し衝撃吸収が上手くできない症状が続くと、足底腱膜炎になることもあります。
足裏からふくらはぎにかけての筋緊張が高い傾向があり、それにともなう足や姿勢のトラブルが出やすいのも特徴のひとつです。
つま先側に荷重がかかりやすくなることで膝が曲がり、反り腰などの姿勢になりやすく、膝や腰の痛みを引き起こす原因になることもあります。
また、かかとの安定性が低下する傾向にあり、捻挫など足を捻りやすくなります。
- 遺伝的なもの(先天的)
- 成長過程や生活習慣によるもの(後天的)
- 麻痺などが原因のもの
かかとの痛み
足底腱膜炎によるかかとの痛みは少し前方に感じるものですが、これとは別にかかとの中心にズキンと痛みが走るものがあります。
これは坐骨神経痛の症状や踵骨骨端炎(しょうこつこったんえん)、踵骨骨髄炎(しょうこつこつずいえん)、単発性骨嚢腫(こつのうしゅ)といった原因でかかとが痛いと感じるケースです。
その他踵骨棘(しょうこつきょく)といってかかとの骨が変形して棘(トゲ)のようなものができるものがあります。
これはスポーツなどの激しい運動や立ち仕事が多かったり、急にランニングなどの運動を始めたりすることでかかとの骨に張り付く筋膜が炎症や断裂を起こします。
その後負担が減ることで時間と共に治癒しますが、同じように炎症・断裂と治癒を繰り返すことによって、その部分の骨組織が増殖し骨棘(トゲ)ができる場合があります。
この棘(トゲ)が地面から受ける圧によって痛みとなります。
O脚が気になる
乳幼児の頃は膝がO脚になっているのが普通で、歩行が出来るようになってくると徐々に外反(膝が内側に入っていく方向)していき、小学校に入った頃から筋力の発達に伴い成人同様の脚の形に近くなります。
成長の過程は十人十色で骨格や筋力バランスも人それぞれのため、O脚と見えてしまっている場合でもバランスが取れていることもあります。
もし痛みを伴うことがなければ、一概に見た目だけでO脚と判断する必要はないです。
変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)とは?
へんけいせいひざかんせつしょうとも言います。
膝のクッションの役割を果たしている関節軟骨が、加齢や筋肉量の低下などによりすり減って炎症が起きたり関節が変形したりして痛みや腫れが生じる病気です。
軟骨がすり減った分、膝関節の骨と骨のすき間が狭くなって内側の骨があらわになり、骨のへりにトゲのような突起物ができたり、骨が変形したりします。
立ち上がりや歩き始めの時に痛みが出やすく、悪化すると階段の昇り降りや正座が困難になり、日常生活にも支障を来たすようになります。
インソールの役割との選び方とは?
ここではインソールの果たす役割と選び方のポイントについて解説していきます。
現代人の抱える足の悩みである以下の症状対策として、インソールの使用はとても効果的です。
- 扁平足
- 外反母趾
- 足底腱膜炎
- 疲労
- ハイアーチ
- かかとの痛み
- O脚
- 変形性膝関節症
インソールの役割
インソールを装着する目的は、足のゆがみの矯正、疲労の軽減、正しい歩行のサポート、けがの予防です。
インソールを正しく選ぶ
インソールは身体をサポートする優れた機能を持っていますが、選び方を間違えると効果が半減します。
正しくインソールを選ぶためのポイントは次の3つがあります。
使用の目的
インソールの使用目的は大きく分けると2つあります。
身体のサポートや矯正に使用するものとスポーツ用です。
まず第一に使用する目的にあったものを選ぶことが重要です。
靴の種類
インソールを入れる靴の種類によって、選ぶべきものも違います。
スニーカー、革靴、パンプスなどのように、使用できる靴の種類をメーカーの製品は必ず明記していますので、参考にして選びましょう。
サイズ
基本的に入れる靴のサイズに合わせたものを選びますが、メーカー毎に対応サイズに違いがあります。
記載されているサイズ表をよく確認して選ぶようにしましょう。
また、靴に合わせてカットが必要なものもありますので、説明にしっかり目を通すことで自分でピッタリフィットさせることもできます。
足の悩みトラブルを軽減してくれる最強のインソールを紹介
ここまで説明してきた各症状に対応したインソールを紹介します。
偏平足におすすめのインソール
⼟踏まずが内側に倒れようとする動きを抑え、3つのアーチを復活させることで⾜が細⾝になり、土踏まずのサポートに期待ができます。
シダス・ウォーク3D(WALK 3D)
通勤中や仕事中に足にかかる負担を軽減。ビジネスシューズ・ビジネススニーカー向け。
オールラウンドに対応する標準モデル。中敷が取り外せるタイプの靴に最適。
クセがなく初めての使用でも違和感なし。
シダス・ウォークスリム3D(WALK SLIM 3D)
通勤中や仕事中に足にかかる負担を軽減。ビジネスシューズ・ビジネススニーカーに。
特に中敷が取れないタイプのシューズ、タウンシューズに対応。薄型なので窮屈になりにくく通気性も抜群です。
シダス・オフィス3D AIR
つま先にかけて段階的に薄くし、タイトで隙間の少ないパンプスに適した女性専用薄型モデル。
足裏に自然と馴染むしなやかさと適度な反発力で次の一歩を軽やかに。
外反母趾におすすめのインソール
土踏まずのサポートも大切ですが、歩行時の体重移動が適切に行うことができる設計が外反母趾をケアする重要なポイントです。
シダス・マックスプロテクト・ウォーク
土踏まずをサポートするパーツが足裏のアーチをしっかりと支えるため、運動時のブレを防ぎ自然とまっすぐに一歩を出しやすくします。
ウォーキングや立ち仕事におすすめです。
DSISソルボコンフォート フルインソールタイプ
歩き方のバランスが悪く、足が疲れやすい。膝やかかと、足にトラブルを感じる等の足の悩みをもつビジネスマンに。
3つのアーチをサポートし、足指の機能を高めて歩行を楽にすることで、トラブルを軽減します。
通気性に優れたさわやかな人工皮革を表面に使用し、1日中サラっと快適です。
強烈なサポート力というのではなく適切な体重移動を自然に可能にする違和感のない使い心地です。
DSISソルボ外反母趾対策ハーフインソールタイプ
外反母趾による足のトラブルに、土踏まずをしっかりサポートすることで、前足中央に集中していた衝撃を分散し、トラブルをやわらげます。
ソルボDSISの優れた衝撃吸収性はもちろん、耐久性にも優れ、長期間の使用が可能になりました。
一見起伏が少なく効き目があるのか疑問視されますが、自然な使い心地でリピーターが多いモデルです。
つま先がきつくならないハーフタイプなので、女性用パンプスへの装着に最適です。
足底筋膜炎におすすめのインソール
オーバープロネーション(過剰回内)を予防し、かかと周りの関節が崩れないようにするインソールがおすすめ。
土踏まずをしっかり支えるというよりは、適切な体重移動となる足の運びを促すモデルが適切です。
スーパーフィート「ブラック」「ブルー」「グリーン」
土踏まずのサポート力が小さい順に、ブラック<ブルー<グリーンとなっています。
出典:スーパーフィート
下からの突き上げがあまり馴染めない方はブラックからお試しいただくといいです。
ブルーはオーソドックスな形状のエントリーモデルで、ジュニアサイズから幅広くラインナップされています。
グリーンは深いヒールカップが特徴で、ラインナップ中最もサポート力と衝撃吸収性能に優れたモデルとなります。
スーパーフィートサイズ表
シダス 3フィートアクティブ「ロー」「ミドル」「ハイ」
スーパーフィート同様シダスにも土踏まずのサポート別に3種ラインナップされています。
出典:シダスジャパン
ロー(ブルー)<ミドル(グリーン)<ハイ(イエロー)の順番で土踏まずのサポート力が強くなります。
インソールが初めてで当たりはずれの不安がある方は30日の快適保証のあるシダスがおすすめ。
30日快適保証は、3Dインソールと3フィート・インソールにご満足いただけなかった場合に、返金または交換するプログラムです。
●シダスジャパン公式オンラインショップでご購入された場合は、ご購入者様のお名前・ご購入日・購入アイテム、返金または交換の旨を明記いただき、ご購入日より30日以内にshop@sidas.co.jpへメール送信ください。故意または不適切なご使用・洗濯、自然摩耗や劣化が原因の場合は、保証の対象外となります。3Dインソールと3フィート・インソール以外のインソールや、他のシダス製品は対象外となります。
●店舗でご購入された場合は、30日間以内にご購入日の明記されたお買い上げレシートと商品をお買い求めの店舗へお持ちください。返金または交換させていただきます。販売店様の返品規定優先となるため、お受けできない場合がございます。
シダスサイズ表
村井 インソールプロ
靴の材料で日頃お世話になっている株式会社村井さんが、長年の靴の現場経験を活かし開発。
高機能なのに低価格を実現できるのは、材料屋さんだからなせる業。
自分の体重を矯正力として利用する足底装具の理論に基づいた、世界初の「トラブル別インソール」です。
インソールプロ「足底筋膜炎対策」は、かかと部の特殊形状(除圧部)によって、痛みの集中しやすいかかと部中央に体重をかかりにくくします。
同時に内側と外側の縦アーチの低下をサポートし、足の基本骨格を守ります。
つま先の厚み:1~1.5mm(うすめ・きつくなりにくい)
抗菌防臭対策済みでレディースもあります。
仕事に使う靴のインソール(革靴・スニーカー・ヒール・パンプス用)
ここでは革靴、ヒールやパンプス用の仕事から日常まで活躍するインソールを紹介します。
革靴用
革靴の中はタイトでゆとりがない場合が多いので、薄型やハーフタイプがおすすめです。
スーパーフィート ブラック
汎用性の高いインソール。様々な靴に適応し、快適性と機能性を高めるために開発された軽量薄型モデル。
スーパーフィート イージーフィット(メンズ)
ビジネスシューズやドレスシューズ用のスリークォータータイプのインソール。 マイクロスウェードのトップシートがより快適なフィット感を演出。
中敷きのとれないビジネスシューズや薄手のカジュアルシューズのつま先側を圧迫することなく快適な履き心地を提供します。
ヒール・パンプス用
スーパーフィート イージーフィット フラット(レディース)
女性用フォーマルシューズ、ドレスシューズ用のスリークォータータイプのインソール。マイクロスウェードのトップシートがより快適なフィット感を演出。
女性用のフラットヒールやヒールの高さ2.5cm以下の靴に適用。
スーパーフィート イージーフィット ハイヒール
ハイヒールの履き心地に驚きの快適性をもたらす。
バイオメカニクスに基づくスーパーフィート理論をまとった、ハイヒール専用インソール。
ファッショナブルな足元を演出するハイヒールは、見た目とは裏腹に足には大きな負担を強います。
ハイヒール(ヒール高2.5cm以上)着用時のつま先側にかかる負担を軽減します。
さらに、マイクロスウェードのトップシートがより快適なフィット感を演出します。
DSISソルボ外反母趾対策 フルインソールタイプ
ハイヒールを履くと足裏が痛い。歩き方が悪く、足が疲れやすい。
こうした足のトラブルは、身体のバランスがくずれるのが原因で、腰痛や肩こりの原因にもなります。
薄型で軽量のDSISソルボ外反母趾対策は、扁平になりがちな3つのアーチをしっかり支え、足指のトラブルをやわらげます。
また姿勢よくキレイに歩くことができることで疲れにくくもなります。
通気性に優れた高級感のある人工皮革を表面に使用し、1日中サラっと快適です。
スニーカー用
スニーカーは元の中敷きが取れるものと、くっ付いて取れないものがあります。
インソールの効果を発揮するためには既存の中敷きを取り外した方がいいので、装着予定のスニーカーのタイプを確認して適切なインソールをお選びください。
シダス・マックスプロテクト・フィール
通勤や普段使いに合うシンプル設計。
新素材PODIANEi+(ポディアンアイプラス)を全面に使用し、ジェルパッドが加重がかかりやすいカカトをサポート。
機能性インソールをまず手軽に始めたい方におすすめです。
XXSサイズ(20.0cm~21.5cm)がありますので、お子様や足の小さい方にも。
スーパーフィート カーボン
炭素繊維(カーボン)配合の硬質超軽量スタビライザーを採用した革新的なプレミアムインソール。
しっかりアーチを支えつつもカーボン特有のしなやかさで、足裏の複雑な動きにフィットするので余計な圧迫感を感じにくい設計です。
バイオメカニクスに基づいた設計で開発されたスーパーフィートカーボンは、軽いだけでなく、フィット感を向上させ、スパイクシューズのようなタイトフィットのシューズにも着用が可能です。
スポーツ別に適したおすすめインソール(登山・サッカー・野球・ランニング用)
ここでは普段使いとは別に、スポーツ用に特化したインソールを紹介します。
登山用インソール
ライトトレッキングから距離のある縦走まで、登山のスタイルも十人十色。
個々の使用シーンに合わせたインソールを選びましょう。
シダス アウトドア3D
全体のクッション性を持たせつつ適度なグリップ力のトップシートでパワーロスを防ぎ、長時間の安定した歩行をサポートします。
- カカトにソフトEVAパッドを採用、クッション性をアップ
- あたらな形状のニューアナトミカルEVAシェルがより足型にフィットしたサポートを可能に
- ベース素材に2層構造でソフトなEVAコンフォートレイヤーを採用、全体のクッション性を向上
- 前足部の細かい通気口がムレを防止し、優れた通気快適性を提供
- トップシートはグリップ力が高く、なめらかな肌触りのゴートバックPUを採用
シダス クッションプラス
よりフィット感とクッション性を重視したモデル。
トップシートが吸湿性とグリップ力を両立しているので、蒸れにくくパワーロスが少ないので疲れにくい。
底の固いシューズやブーツからの衝撃を和らげるので、クッションプラスをいれるだけで柔らかく履き心地の良いシューズへと変えることができます。
このままの使用でも十分ですが、ショップにて熱加工することによってあなただけのオーダーメイドに加工することができます。
左右で足のバランスの違いが気になっていた方はぜひお試しください。
サッカー用・野球用インソール
サッカーや野球用といったスパイクに入れるインソールの選択は非常に難しいです。
特に足の繊細なタッチを要求されるサッカーではシューズの重要性が高いのは言うまでもなく、インソールを入れることによって逆に違和感が出ては本末転倒。
慎重にフィッティングしないといけません。
本来であればシューズを含めトータルで考えるべきところですが、手持ちのシューズを使用することを前提におすすめできるインソールはこちらです。
シダス フットボール3D
ナローカットだからスパイクと足の一体感が上がり、フィット感抜群。
- スパイクの機能、ボールタッチの感覚を損なわない薄型設計
- 高いグリップ力でシュートやターンもスムーズ、パワーも逃さない
- TPUシェルが疲れて下がる土踏まずを支え、後半も走れる
- 前足部のパッド・カカトのジェルが強い衝撃から足を守る
- ジュニアの足にもピッタリ。XXS(20.0㎝)~のサイズ展開
現在の形状に至るまで何度も試行錯誤を繰り返し、選手からのフィードバックも欠かさず取り入れられました。
開発当初はスポンサーの関係からか中々使用選手名を公表することができていませんでした。
その当時は駒野選手他数名でしたが、現在では多数名を連ねていますね。
それだけ信頼されている証拠です。
これ以上の究極のフィット感を得るにはカスタムメイド(オーダーメイド)するしかないですね。
ランニング用インソール
ランニング用のシューズのタイプによって使用するインソールを選択した方がいいです。
それはシューズの性能の進化が著しいためです。
厚底の反発を利用したシューズなどにはインソールを入れることによって、効果をを相殺されてしまうことも考えられます。
そのため、ここではレーシングタイプではなく一般ランナー用のシューズを想定しご紹介します。
シダス ラン3Dプロテクト
シダス ラン3Dセンス
テニス用インソール
テニスシューズに求められている性能はスタビリティ(安定性)と素早いレスポンス(反応)です。
体力的に見合ったシューズを選択できていれば、パフォーマンスを最大限に発揮することができます。
シューズに元々セットしてあるインソールはバンに向けにチューニングされていますが、履く人の足のカタチは十人十色です。
人それぞれに合ったインソールに交換することで、ベストなパフォーマンスを目指しましょう。
シダス 3フィートアクティブ「ロー」「ミドル」「ハイ」
自分の足の土踏まずの高さに合わせて選ぶことで、テニスシューズのフィット感がアップ。
密着性が高まることでパフォーマンスが向上します。
出典:シダスジャパン
ロー(ブルー)<ミドル(グリーン)<ハイ(イエロー)の順番で土踏まずのサポート力が強くなります。
シダス マックスプロテクト・ジャンプ
前足部にエリアを拡大した衝撃吸収&反発素材を搭載。
ジャンプでは体重の約8倍の負荷がかかるといわれている足裏への衝撃をPODIANi+(ポディアンアイプラス)に加えカカト・前足部パーツでも吸収します。
ストップ&ゴーの激しい競技におすすめです。
スノーボード・スキー用インソール
ビギナーこそインソールを入れてフィット感をアップさせるべきです。
特にスノーボードブーツは履きなれるまでヒモなどの締め付けが緩いままで滑ってしまうことが多く、元々のインソールも万人向けの平らなものでフィット感もイマイチです。
そのため足の細かい動きにボードがついてきてくれません。
思ったようにボードが操作できないのは、足元がルーズなことが原因となっている場合が多いのです。
シダス ウインター3Dパフォーマンス
元々入っているインソールと交換するだけで最高のパフォーマンスが可能なインソール
- 適度なグリップ力と通気性のあるメリーメッシュ・トップ
- つま先部に快適性を提供するEVAフォームをインサート
- アルミフィルムをベース・インソールに貼付し保温性をアップ
- TPUシェルの強めのサポートが安定性とパワー伝達を向上
- ヒールの衝撃を吸収するEVAパッドを装着
シダス ウインタープラス スリム
タイトなスキーブーツにはウインタープラススリムがぴったりです。
スキーブーツは硬くて足ががっちり固定されるイメージですが、インソールにはしなやかさがあったほうがいいです。
土踏まずは絶えず上下に動くことで切り返しなどの反応に対応できるのです。
このインソールは土踏まずの形状にフィットさせつつしなやかな反発でサポートしてくれますので、がっちり土踏まずを固定されてるものより疲労感も和らげます。
- つま先を薄く設計し、より敏感なスキー操作を可能に
- カカト~アーチ部には、サポート性と反発性に優れたトランスフルックスCを採用
- 銀イオン入り抗菌素材イオンフォーム採用
まとめ:インソールを正しく選んで足の悩みを解決するために
靴を履いている時に足に直接触れる場所はインソールです。
既成履のフィット感を高めることはもちろん、様々な足の悩みを改善するためにインソールを装着するのは今やスタンダードです。
しかし様々な種類のインソールが出ていてどれが本当に効果があるものなのか選ぶのが難しいと悩む方もいるでしょう。
「餅は餅屋」
長年その道で開発し続けてきたメーカーのインソールが一番です。
ここで紹介してきたメーカーの「スーパーフィート」「シダス」「ソルボ」においては特に自信を持っておすすめできるメーカーです。
日常生活だけでなく、スポーツにおいても足の悩みがある方は自分に最適なインソールをぜひ装着してみてください。