【この記事がおすすめの方】
- ローファーやパンプス、革靴の履き口のフチにくるぶしが当たって痛い
- 買った当初は痛くなかった
- 簡単で安い対処法を知りたい
特にしっかりした革靴にこの症状が出やすいです。
くるぶしが靴の履き口に当たって痛い、靴擦れしているときの対処法をご紹介します。
くるぶしが靴擦れする原因と改善策
なぜ、くるぶしが靴擦れして痛いのか?
原因の一つは、靴の設計が足に合っていないということです。
靴を設計するときにモデルとなる足のくるぶしの高さに合わせて履き口の深さを決めます。
こんなトラブルもあろうかと、初めから浅めに作ればくるぶしが当たることもないわけですよね。
しかし、横のグラつきを抑えるための安定感がなくなるのと、カカトが浮きやすくまた脱げやすくもなりますので、可能な限り深く作ろうとします。
足のカタチは十人十色なのに対し、ひとつの型(既製靴)に収めようとすれば、当たってしまう人が少なからず出てくることになるのです。
もう一つ考えられる原因があります。
それは、足のカタチが徐々に変化したために当たるようになるという場合です。
履き始めの頃は不具合なく歩行していたのに、いつの間にか当たるようになってしまうというものです。
足のバランスが崩れて内側や外側に足が傾いてしまうためですが、その原因は靴によるものや身体の筋力低下によるものなど様々です。
靴擦れを解消する方法
原因はどうであれ我慢してそのまま使用し続けると、皮膚が赤くなってきて傷がつき、絆創膏などで応急処置するなどの事態になります。
そうなると靴を履いていなくても痛む状態になりますので、そうならないためにも早めの対策をしましょう。
- カカトを少しづつかさ上げする
- ちょうど良い高さに調整する
- インソールを準備する
一番の原因は履き口のフチが当たるためです。
当たらないようにするためにカカトの下に物を入れて高さを調整します。
まずは仮にダンボールを靴の中の形に適当に合わせ、小さく切って入れてみましょう。
カカト側だけの半分のタイプ(ハーフインソール)にします。
通常は段ボール1枚(厚さ約4mm)で十分だと思いますが、種類にもよりますので重ねたりして調整します。
土踏まずの下になるダンボールの段差が気になるので、ハンマーなど硬いもので潰して滑らかにします。
動かないように両面テープなどで貼り付ければ、このままでも使えます。
ただし、ダンボールは使っていると潰れて薄くなるので、あくまで応急処置になります。
ダンボールで対処できることを確認したら、同じような厚さのインソールを用意します。
今回は100均に「かかと用ジェルパッド」という衝撃吸収するものがありましたので代用してみました。
カカトのみのハーフタイプで、初めから傾斜が付いているので段差も気にならずそのまま使えます。
女性用とありますが男性が使っても問題ありません。
約4mmの厚さでちょうど良いと思います。
ちなみにカップインソールを加工してつける方法もあります。
カットした端の段差を無くす加工がヤスリなどを使用するので難しいですが、出番のなくなった古い靴のものでチャレンジしてみるのもいいです。
100均のもので一時的に改善されることが確認出来たら、歩行が多い方には身体全体のバランスを長期的に見直すことも大切なので、加工の手間無しで本格的に導入するにはこちらがおすすめ。
くるぶしの痛み解決と足のバランス崩れのサポートが同時に行えます。
ローファーやパンプスからビジネスシューズまで各サイズ対応しています。
まとめ
既製靴は万人向けに設計され作られたものですが、逆に誰にでも合うとは限らないのです。
足のカタチは十人十色なのに対し、一つの型に押し込めようとしているわけですから。
くるぶしが靴の履き口(フチ)に当たるのを解決するには、
- 原因の多くは靴の設計が足に合っていない
- 少しだけカカトをかさ上げする
- インソールの装着
比較的簡単な方法なので是非お試しください。
痛みが出てしまってお困りの方にとってこの記事がいいヒントになれば幸いです。