お子さんが保育園や小学校に通うようになったら必要になってくるモノのひとつが上履きです。
ここでは数ある種類の中から是非履いて欲しい「足のことを考えた上履き」を紹介します。
おすすめの上履きは?アシックスを選べば間違い無し!
はじめに答えを言ってしまいますが、上履きはアシックス一択です。
それは他社の上履きとは決定的な違いがあるからです。
カウンターの強化で上履きの領域を超え本来の靴の姿に
一般的な上履きのイメージは俗に言うバレーシューズの形状を想像してしまいますが、アシックスの上履きは全然違います。
初めて目にした方でもその違いに気づくのは、ベルクロ(マジックテープ)だと思います。
これは昔からあるバレーシューズ形状のものに対する「履きやすい=脱げやすい」を改善するために考えられたもので、いろいろ調べている方なら今では他のメーカーでも作られているものとわかります。
確かにこのベルクロは有効で、走っている途中で靴が脱げてしまうようなことも起こりにくくなりました。
しかし、声を大きくして言いたいのはこのことばかりではありません。
一番言いたいのは「カウンターが本格的スニーカーと同じ作り」であることです。
以前はアシックスも他社同様にカウンター周り(かかとを包み込むところ)もペラッペラの生地だったのですが、さすが元祖スニーカーブランドだけあって、足のことを真剣に考えている開発の皆さんの熱意がカタチに現れたのでしょう。
今ではもうアシックスの上履きは「しっかりとした白いスニーカー」に進化しているのです。
上履き CP BABY(13.0〜15.5cm)
こちらの上履きは保育園から小学校低学年ぐらいのサイズ13.0cm〜15.5cm(0.5cm刻み)です。
商品番号【TUU106-01】になります。
上履き CP MINI(16.0〜22.0cm)
こちらの上履きは小学校低学年ぐらいのサイズ16.0cm〜22.0cm(0.5cm刻み)です。
商品番号【TUU107-01】になります。
サイズについて
実は足のサイズは常に変化している
サイズが常に変化するというのは、体重がかかっている時とかかってない時の「差」が大きいことからそう表現します。
例えばイスに腰掛けて足をぶらり垂れ下げて空中で測る時と、直立して体重をかけて測る時とでは、足の長さが1cm程違うこともあります。
そのため必ず立って体重がかかっている状態の足の長さを測ります。
そして歩行の際にはさらに体重の倍以上の荷重が片足にかかってきますので、さらに足のサイズが大きく変形してきます。
そこで靴のサイズを選ぶ際には立位で測った足の長さに捨て寸をプラスするわけです。
約5〜10mmの間でいいと思います。
靴のサイズに余裕を持たせるのは成長するからではなく、変化する足に対応すために必要な捨て寸なのです。
5mm刻みのサイズ展開ですから、お子さんの足にぴったりのものを選ぶことができます。
アシックスのスクスクのサイズを選ぶときは、取り外し可能な中敷の上に直接お子さんの足を乗せてみると一目瞭然。
かかと側に合わせてつま先側が5mm〜1cmの間に収まっていればサイズOKです。
選んだサイズが失敗してしまった場合
まず、あせらず確認すること。
- 小さいのか
- 履いて汚れてしまったのか
- 購入したお店がサイズ交換可能か
小さいのか
選んだサイズが小さい場合は、足の成長を妨げる原因にもなります。
サイズが大きいのであれば、ブカブカのものを無理に履くよりはのちの成長したときのために取って置きます。
いずれにしても少しの間ならなんとかなるだろうと安易に考えず、適正なサイズを用意するべきです。
履いて汚れてしまったのか
汚れていなければ、リユースにまわす方法もあります。
元の価格のように回収することは無理ですが、捨てるよりは誰かに使って頂くぐらいの気持ちがいいと思います。
購入したお店がサイズ交換可能か
購入したお店で交換可能なら何も問題はありませんが、ある程度の条件があります。
履いて汚れていないことと、元箱とタグが揃っていることです。
これは当然お店側が再度商品として流通させるためです。
アシックスを選べない理由がある方は
上履きに選びたいのはアシックスと分かっていても、履けない理由がある場合も考えられます。
子を持つ親の経験上ですが、大きく2つあります。
- 学校や園の指定がある
- 暗黙の了解で同じものを選ぶ風潮
学校や園の指定があって希望する上履きが履けない
100歩譲ってベルクロタイプなら妥協も考えますが、バレーシューズタイプは正直履かせたくない。
そのような場合は足の健康に関する相談をして履けるようにしてもらうことも可能な場合があります。
近年子供だけでなく健康に関するおかしな習わしが無くなってくる傾向にありますので、ちょっと勇気がいることかもしれませんが、一度園や学校に相談してみてはいかがでしょう。
暗黙の了解で同じものを選ぶ風潮
これはどの地域にもありうることで、決して特別なことではありません。
制服を購入すると同時になぜか購入させられてしまったり、なんとなく周りの様子を伺った方がいいような雰囲気が昔ながらに残っている地域などです。
ほんの少しの間みんなと同じものを履かせ様子を見て、保護者も含めて園や学校に慣れてきたら相談してみてはいかがでしょうか。
アシックス以外を履く場合におすすめの上履きはこれ
最後にどうしてもアシックスを選ぶことができない場合におすすめできる上履きです。
既存のバレーシューズの見た目のまま改良したタイプ
教育パワーシューズの「バレーDX」
ムーンスターのCARROT(キャロット)
ベルクロ(マジックテープ)タイプ
教育パワーシューズの「パワーシューズ」
ムーンスターのリトルスター02
上履きの選び方のまとめ
断然おすすめする上履きはアシックスではありますが、止むを得ずバレーシューズタイプや他社のものを選ぶ場合のモデルもあわせてご紹介しました。
子供の健やかな成長は誰もが願うことです。
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