【この記事を読んで欲しい方】
- 合わないサイズを履くとどうなるのか知りたい
- サンダルのカカト部分の履き口が傷んでいる
快適な歩行と効果的な足趾の運動のためにちょっとゆとりのあるサイズを履く
見た目にわかりやすくサイズの間違いを教えてくれる症状
この写真を見て真っ先に気づくのはカカト部分のライナーのめくれですよね。
どうしてこのようになるのかな?
2通り考えられます。
足を半分ハミ出して遊ばせるのではないか
主に腰かけている時に足を半分はみ出して履いてしまう。
特に足が蒸れているからというわけでもなく、無意識なのか足でサンダルを転がしてしまうような感じ。
気持ちはわかるのですが、少しづつサンダルにダメージを与えてしまいます。
正常な状態は隙間なくライナーの革とコルクがくっついています。
簡単に剥がれるようなことはないのですが、癖というのは怖いものでここまでビルケンシュトックを傷めつけてしまうのです。
しかし、この足を遊ばせてしまう癖、実はもう1つの理由によるところかもしれません。
選んだサイズが小さいので足の収まりが悪い
もう1つの考えられる原因がサイズの小ささです。
足を乗せる場所=フットベッドと呼ぶように、足をベッドの上に気持ちよく置けるようなゆったりサイズでないといけません。
こちらの写真でわかるように、つま先の足跡も縁までびっちり当たっているように見えます。
つまりカカト側はこのぐらいのサイズ感で、
つま先側はこんな感じなんじゃないかな。
だとすると、サイズが小さすぎるということになります。
サイズが小さいことで起こる弊害
下の写真のようにカカトが縁ギリギリまで迫っていることで、歩行のたびにコルクが潰されては戻るという刺激を受けます。
歩行時にカカトにのし掛かるパワーは体重の5倍になると言われていますので、体重40kgの人で1歩ごとに200kgの重さでコルクが潰されようとしています。
これではカカト部分が壊れてしまうのも容易に想像できるかと思います。
また、サイズが適正でないことがサンダルを壊れやすくするだけでなく、身体に疲労感を与えてしまう原因も作ってしまいます。
【ビルケンシュトック】疲れる原因3つとその効果的対処法加えて、足の一部分に集中的に圧がかかるのもよくないです。
カカト周りに角質や悪くするとタコが出来てしまう原因にもなりかねないからですね。
そこで、フットベッドが均一な圧で足を包み込んでくれるようなサイズ選びが重要になってきます。
最低限こちらの写真のようなサイズ感で歩行していただきたい所です。
最低限歩いている時にこのぐらいの位置にカカトがあるのがいいです。
(私はあと5mmほど余裕があるサイズにします)
最後に
今回はサンダルの傷む原因とサイズとの関係について紹介しました。
ビルケンのサイズ感はちょっと大きめを選ぶ理由は、小さいサイズを履くことで身体にもサンダルにも疲労感を与えかねないということです。
適切なサイズ選びによってサンダルはずっと履き続けられるようになりますし、なにより足の健康を考える上でサイズ選びがとても重要なことだと理解いただけたのではないでしょうか。