ビルケン|フットプリンツ|ソールの加水分解を避けるには

ビルケン加水分解

【この記事を読んで欲しい方】

  1. 旧型のフットプリンツ系シューズを愛用している
  2. 加水分解に遭遇してしまった
  3. 中古購入の際に、加水分解しないソールの見極め方が知りたい

旧型のフットプリンツ系ソールはリニューアル前のものは加水分解しやすい

加水分解とはどんな症状?

加水分解とは、

「ソールに使用されているポリウレタンなどが水分と結びついてバラバラになってしまうこと」です。

加水分解が起こるタイミングとしては、その靴が作られてから早ければ3年程で加水分解し始めます。

保存状態の良し悪しによって早くも遅くもなり得ます。

加水分解してしまったシューズを確認する

フットプリンツユーザーさんから加水分解についての質問

ビルケンシュトックのサンダルを使用していてその履き心地が気に入っているので、靴でも同じようなはき心地を得たいということで、色々な種類を購入したそうです。

ところがその中の旧型パサデナ等でソールの劣化(加水分解)が起こってしまったのです。

旧型で仕方がないとも思えるところですが、リニューアルされた改良版ソールで劣化も心配なしの記事を読んで頂いたことで、ソールが改良されて加水分解しにくいものにリニューアルされていることを知って頂いたわけです。

ただ、その記事には古いソールと新しい改良版ソールとの「違い」や「見極め方」が記されていませんでした。

そのため、今後靴を購入するにあたり加水分解しないソールの選び方を教えて欲しいとの問い合わせを頂きましたので、以下にその説明をさせて頂くことに致しました。

旧パサデナ系ソールの見極め方とサイズ感

パサデナやタコマなどのフットプリンツ手縫いソール系のサイズ選び

Q:

普段25.5のスニーカーの方。

実際試着してみたら40でピッタリなのに直営の店員さんは余裕のある41をおすすめ。

サイズチャートでは確かに25.5は41もカバーしているけど、他のHPなどでは26.5とかになっているものもある。

どうしたものか?

A:

直営の店員さんが41をすすめた理由は捨て寸を見てくれたんだと思いますが、自分で履いてしっくりくるなら40を選べばいいと思う。

他人の選んだ物で失敗したら気分が悪くなるだろうし。

ただしその場で履いた現物を購入するのであればの話。

お店でサイズを確認して通販で購入しようってのならまた別問題。

同じサイズ表記で微妙にサイズが異なる物もあるから。

旧型のリニューアル版ソールはウレタンにラバーをプラスして強度をもたせてあります

実は旧型に比べてハーフサイズ程大きい感じです。

通販ではそれをどちらなのか写真だけでは判断しにくいです。

見分ける方法は下の写真の鉛筆の差す線の付き方なんですが。。。

フットプリンツの新旧ソールの見分け方
左:旧型 右:リニューアル版

もう1つ見極める方法は中敷を取ると写真のようにサイズの下に3桁の数字が書いてあります。

フットプリンツの新旧ソールのサイズ感の違い

その番号が651(幅広の場合)、637(幅狭の場合)が書いてあるものはリニューアル版のソールです。

それ以外旧型の劣化(加水分解)しやすいもので、

その品番は

ダービー:516,527

シカゴ:732,677

パサデナ、メンフィス、タコマ(パサデナハイ):568,547

となります。

中に入れているフットベッドの品番違いでも履いた感じも変わるし、なかなかこの問題を把握するのは難しいです。

説明不足もあると思いますので、その他はまたご質問でも下さい。

ちなみに、ドイツのシューズメーカーFinn Comfort (フィンコンフォート)の1000番台のソールを代替品として流用されているお店もございましたので、ご興味のある方は参考にどうぞ。

BECKMAN神戸ブログ

少々履き心地が変わることは避けられないですが、悪くなるわけではないのでアリだと思います。

最後に

今回は旧フットプリンツ系のソールが時々劣化して加水分解してしまうことの説明と、

中古を入手しようとする場合に必要な劣化しにくいソールの見極め方を説明いたしました。

このフットプリンツ系のシューズの履き心地のファンはとても多いので、できるだけ長く大事に履きたいと思っている方も多いことでしょう。

もし再び入手することや、メンテナンスがある場合に参考にしていただければと思います。